
お盆も過ぎて、朝晩涼しくなってきましたね。
7月のはじめに染めたくららですが、ご紹介します。
くららと聞くと、
なんだか、とってもかわいい名前ですよね。
初夏、うす緑黄色のちいさな花が咲いた頃に染めます。

漢方では、苦参(くじん)
根をかむと、とても苦くてクラクラ眩暈がするところから、
眩草(くらくらくさ)、
くららとなったそうです。
昔は 煎じた汁をまいて、害虫駆除のため
畑や 汲み取り便所の回りに撒いたりもしたそうです。
くららを頂いた所は、鹿などで、春の新芽など食べつくされていましたが、
さすが くららは、見事残っていました。
糸は、絹、綿、毛、それぞれ、媒染かえて、染めています。
他、ストールにも染めました。
前に紹介した くるみで染めた糸と、
これから、月見草染めて、
冬物、ストールとか 織りたいです。
とは言うものの。。。
いつになるやら